<特徴>
☆ ターンキーの機械は、ロードから加工、そしてアンロードまで全自動で行います。
☆ 使用する刃物の選定は、できる限りどこでも購入できる製品を採用します。
☆ ブッフォリ製CNCを搭載した機械は、最大128軸まで同時制御できます。
☆ 加工中のインライン測定、洗浄、梱包、出荷まで自動のラインを組むことができます。
☆ ハイドロスタティックのスピンドルは、非常に高精度で安定しています。
☆ 全ての部品に刻印がしてあり、故障の場合には部品供給が、迅速に行なわれます。
☆ 段取り時間は、15分から90分で全て行えるクイックチェンジ方式を採用しています。
<トランスバー機>
ブッフォリのトランスバー機は、世界で一番多く稼働している機械です。バー材を丸鋸で切断し、コレット、またはジョーで材料を保持します。コレットやジョーを装着した部分が、回転します。回転は、ハースカップリングと特許の割り出し装置で行い、確実に位置決めができます。回転ターレットの両側に、多くのスピンドルがあります。このスピンドルの回転で、材料は加工されます。
(下の写真はターレットと機械構造です。)
二重壁のフレームは、スピンドル間の振動を遮る構造になっています。時として、一つのスピンドルでは粗加工を、そして、もう一方のスピンドルでは高精度の仕上げ加工が行われます。この状態で安定した加工ができる様なフレーム構造になっています。
バーワークの場合に、できる限り長い時間、段取り換え無しで運転できる様に、バーストッカーには、3トンものバー材を保管できます。バー材は一本ずつ機械に送られ、厚さ1㎜のメタルソーで切断されます。加工物が複雑でない場合には、2個の部品を同時加工します。例えば、自動車用のナットは、1時間に4800個も加工できます。左右そして上からの3軸同時加工も行う事ができます。
ツールモニターに依る全ての切削工具の監視は、突然の刃物の破損による加工ミスを最小限にします。更に、ブッフォリ独自の連続摩耗モニターは、コスト削減に大きく寄与します。ブッフォリの制御は、ユーザーフレンドリー制御で、PCで使い慣れたフォーマットで製作されています。加工途中のプログラム変更も、事務所のパソコンで行えます。 CNCは、ブッフォリ製、SIEMENS製、FANUC製を選択できます。GコードやMコードは使用しません。
機械に何らかのトラブルが発生した場合には、モニターで問題の場所が細かく特定できます。画像表示と対処方法が、文字で表示されます。また24時間リモートで、ブッフォリのイタリアからメンテナンスを行う事もできます。
その他の機械:鋳物や鍛造品を加工するオムニフレックス、トリセンター、オムニターンなど各種高速加工機を準備しています。
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