エビルト社はその独創性と柔軟性でお客様からのご要求に適した関連装置の設計と製造も手掛けているイタリアの企業です。長年に渡るエンジニアリングと自動化関連の経験を保有するリサーチ部門はエビルト社とは分離された技術事務所を保有しカスタマイズされた機械および装置の設計を担当しています。
< BM シリーズバニッシング転造盤>
BM シリーズバニッシング転造盤はバー材、空圧シリンダーロッド、モーターシャフト、カップリングピンなどの表面の超仕上げを行う機械です。切削加工された部品の表面を高精度に仕上げられたダイスで押す事で加工物の表面の凹凸を減らし、滑らかな面に仕上げる事ができる機械です。研磨加工より更に高精度の面粗さが得られます。
ー研磨に比較し大幅に時間短縮ができる。ー製品の面粗さと強度を増すことができます。
ーコスト削減できます。
ー油圧駆動のシングルスライドと回転するラッピングダイスにより軸のバニッシングを行います。
・ 加工軸径:Φ 2.0mm からΦ 165mm
・ バニッシング力:40~100kN
<ローフィン・ハイフィン転造盤>
エビルト社(イタリア)ではその他にも熱交換器用のフィンを加工する転造盤
も製造しています。
ハイフィン機はステンレスや鋼管製のパイプの上にアルミパイプを被せカシメ加工で内部のパイプとアルミパイプを圧着します。そして、何枚も重ねて連結したディスクを3ダイス転造盤のスピンドル部分に取り付けます。後は歩み転造でアルミパイプを押し付けて連続的にフィンの転造加工を
行います。
ローフィン機は銅パイプ、低炭素パイプ、ステンレス、チタンニュームなどのパイプに直接フィンを成形する機械です。ハイフィン機と同様にディクスを使用し3ダイス転造盤でフィンを加工します。ローフィン機ではより熱効率を高する為にパイプ内部に色々な形状の内径フィンを同時に加工する事ができます。高速の歩み転造で最大12 メーターのパイプへの転造実績もあります。
<熱間転造盤>
高周波加熱装置を利用して素材を加熱し高温の材料にネジを転造加工し
ます。この技術は多くの鉄道用枕木の固定ボルトの転造加工に応用され
ています。
特殊転造盤、自動化装置の製造もエビルト社にご用命下さい。