RAM-HiT型2速スピンドル減速機は、RAM-MSD型減速機のハイトルクバージョンです。ラム内部の水冷式モーターとスピンドルを同一直線上(インライン)に組み込むように設計された減速機で、軽量でコンパクトな構造は、近年のスピンドルでは最適の2速スピンドル減速機です。
<RAM-HiTの特徴>
☆ コンパクトな設計 ☆ シンプルな動力設計 ☆ 単一の水冷回路 ☆ 低いイナーシャ
☆ 動作が静か ☆ より剛性の高い設計 ☆ 低い振動
<特徴ある構造>
RAM-HiT(ラムハイトルク)の特徴は、インラインスピンドル用の設計で減速機が中空になっています。中空内部にドローバーや回路配線を行うことにより、スペースを効率よく使用することができます。外径が非常にコンパクトで、かつ内径を大きくする構造で、多くのお客様にご満足頂いております。
<仕様>
<冷却方式>
スピンドルの設計において、冷却は非常に重要な要素です。冷却が十分でない場合、熱膨張によって加工精度に影響がでてきます。レデックスでは減速機を含めたスピンドルの温度上昇を±5℃以内を推奨しております。冷却は右図のように、減速機とモーターの冷却をかねて行い、減速機内部の潤滑と合わせて推奨の温度範囲に維持するように冷却回路を設計してください。
<潤滑方式>
RAMシリーズでは、ドライサンプ潤滑方式をとっております。減速機内部にはほとんど油が無い状態での潤滑になります。この潤滑により、より低いエネルギー損失、最小限の熱の発生と高い効率を得ることができます。このシステムにより、スピンドル全体の温度管理が徹底され、高精度なスピンドルを設計することができます。
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