REGO-FIX micRun®システム向けに設計されたER型コレットチャックです。
DIN ISO 15488:… | B |
ERサイズ | 11-16,25-32 |
シャフト径範囲 | 1.0-20.0 |
クランプ範囲(mm)又は公差 | h11 |
芯振れ(最大) | 2μm |
-micRun®システム
REGO-FIX micRun®システムはシステム全体の芯振れ精度 ≤ 3 μmで優れたパフォーマンスを約束します。
この優れた芯振れ精度と振動緩衝を組み合わせは、加工品質だけではなく、全体的な生産性を向上します。また、工具寿命も伸ばし、ツールコストを削減することができます。システム全体の芯振れ ≤ 3 μm @ 3 x Dを誇るmicRunシステムでは、芯振れ精度がもたらす全てのメリットを存分にご活用頂けます。微細加工に最適な数々の特徴を備えるmicRun®システムは、その理由から時計産業や医療エンジニアリングの分野で活用されています。さらに、コレットロッキングシステムがコレットをしっかりとナット内に保持します。これによりコレットの落下により発生し得る誤操作や破損などのリスクを最低限に抑えることができます。コレットロッキングシステムのもう一つの大きいメリットは、工具無しでコレットを取り外せる点です。
///システム全体の芯振れTIR≤ 3 μm @ 3 x D.
///高速切削のための設計。
///溝のないクランプナットにより低ノイズ、低振動。
///優れた振動緩衝設計が工具寿命を延ばし、完璧な表面の仕上がりを実現。
–アクセサリー
・REGO-FIX MRクランプナット-Hi-Q/MR&Hi-Q/MRC&Hi-Q/MRM&Hi-Q/MRMC
–スイス品質
REGO-FIXが提供している数値は”最悪のケースでもこれだけは保証できる。”という数値です。 他メーカーの数値は単なる芯振れの計測平均値に過ぎない場合がほとんどですがREGO-FIXの数値は保証できる数値のみを提供しています。そして実製品の芯振れ数値はこれよりも遥かに良い場合がほとんどです。
クランプ径 d(mm) | 最大芯振れ TIR.[mm] | |||||
DIN 6499 | ||||||
> | ≤ | L | ISO 15488 B | △ER(標準) | △ER-UP | △MR |
1 | 1.6 | 6 | 0.015 | 0.01 | 0.005 | 0.002 |
1.6 | 3 | 10 | 0.015 | 0.01 | 0.005 | 0.002 |
3 | 6 | 16 | 0.015 | 0.01 | 0.005 | 0.002 |
6 | 10 | 25 | 0.015 | 0.01 | 0.005 | 0.002 |
10 | 18 | 40 | 0.02 | 0.01 | 0.005 | 0.002 |
18 | 26 | 50 | 0.02 | 0.01 | 0.005 | 0.002 |
26 | 36 | 60 | 0.025 | 0.01 | 0.005 | 0.002 |
L=≤3xD
–ツールホルダーの比較
各種ER型コレットツールホルダーにおけるTIR、ツール摩耗、面相度に関するテストを行いました。
1.アプリケーション
工具: | DIXI 超硬エンドミル 7343 | Vc: | 80m/min |
刃先径: | D₁φ1.50mm | fz: | 0.012mm/刃 |
材質: | オーステナイト系ステンレス鋼 1.4441 | ap: | 3.2mm |
メーカー | TIR(振れ) | 面相度 | 備考 |
アジア他社製品 | 14μm | ①Rmax 0.92 | 強い振動と付着チップ |
スイス他社製品 | 10μm | ②Rmax 0.83 | いくつかの振動と軽く付着チップ |
REGO-FIX ER-UP | 5μm | ③Rmax 0.80 | 表面品質は良好だが軽い振動有り |
REGO-FIX micRun® | 3μm | ④Rmax 0.75 | 表面品質は優れており、振動がほぼ無し |
① ②
③ ④
2.金属切削加工(cm³)後の摩耗痕(mm)
アジア他社製品 スイス他社製品
REGO-FIX ER-UP REGO-FIX micRun®
メーカーHP:REGO-FIX