ER型コレットチャック用のクランプナットです。
ERサイズ | 11-50 |
表面保護 | ● |
適合レンチ | A-E,E P,E,A-E P |
コレットロッキングシステム | ● |
–コレットロッキングシステム
コレットをナット内に保持し組み立てを簡易化。
–バランシング
高速アプリケーションに最適です。
–優れたトルク伝達性能
摩擦力を抑え、従来の加工処理されていないクランプナットに比較しグリップ力を最大80 %増。
–耐腐食コーティング
特殊表面処理で長い耐用年数。
–理想的な輪郭
丸先ネジにより工具交換時のコレット破損を防止。
–性能比較
1.異なるクランプナットのトルク比較
REGO-FIX Hi-Q/ER&Hi-Q/ERB VS 他社ナット
出典:社内試験
2.バランシングの品質概要
REGO-FIX クランプナット VS 他社ナット
出典:社内試験
–ER及びMRコレットの組み立て
・コレット ER11-ER50及びMR11-MR32
(コレットロッキングシステム)
①組み立て
コレットの溝を、ナットの底部のマーキング位置でクランプナットの偏心リングに挿入します。カチッと音がするまでコレットを矢印の方向に押します。ツールを挿入します。コレットの取り付けられたナットをツールホルダーにねじ込みます。
②取り外し
ナットをツールホルダーから外した後、コレットの面を押しながら、同時にクランプナットから外れるまでマーキングの反対側のコレットの背面を横に押します。
※注記
不適切な組み立ては、コレットの芯振れ TIRに永久的なダメージを与え、締め付けナット破損の原因となることがあります。ナットはコレットが正しく挿入された状態でのみ取り付けて下さい。ナットに取り付けられていないコレットは決してホルダーに配置しないで下さい。
・コレット ER8
(コレットロッキングシステムなし)
①組み立て
コレットの溝を、ナットの底部のマーキング位置でクランプナットの偏心リングに挿入します。 ツールを挿入します。コレットの取り付けられたナットを水平位置に保ち、ツールホルダーにねじ込みます。
※注記
ER 8 コレットチャックの面がクランプナットの内面にきれいにフィットしている状態でなければなりません。(ER 8 には 30°コーンはありません。)
②取り外し
ツールホルダーからクランプナットのねじ接合を外せば、コレットは簡単にクランプナットから取り外すことができます。
–注記
コレット長さの2/3 以下のツールは決して挿入しないで下さい。
–品質
・REGO-FIX
表面が耐食性のHi-Q®/ ERクランプナットを標準装備。 最大40%高いクランプ力。
100回のクランプサイクル後のHi-Q/ ERクランプナット
・競合他社
ベアメタルクランプナット:標準の競合製品
15回のクランプサイクル後の裸のメタルクランプナット
15回のクランプサイクル後の黒色酸化クランプナット
ERサイズ | 11-50 |
表面保護 | ● |
適合レンチ | A-E,E P,E,A-E P |
コレットロッキングシステム | ● |
–内部給油機構
シーリングディスク-DS/ER及びクーラントフラッシュディスク-KS/ERとの併用を目的としています。
//クーラント圧:最大15MPa
//汚れや切粉のERコレットチャックへの侵入を防止
メーカーHP:REGO-FIX