テーパー及びフランジの二面拘束による高剛性タイプのBTシャンク型のER型コレットチャックホルダーです。
規格 | – |
ISO | – |
バランシング | G 2.5 @ 25,000 min⁻¹ |
チップ用穴 | – |
芯振れ TIR(外側テーパーから内側コーン) | ≤0.003 mm |
テーパー公差 | AT1 |
A+AD | ● |
AD+B | – |
シャンクサイズ | 30-50 |
ERコレットサイズ | 11-32 |
–BIG PLUS®:最も正確なデュアルコンタクトテーパーシステム
・基本コンセプト
BIG PLUS®スピンドルシステムは、ASME B5.50、JIS B6339及びDIN 69871で利用可能な最新の規格に基づいています。従来のテーパーツールホルダーはゲージラインと呼ばれる基準直径でサポートされているのに対してBIG PLUS® ツールホルダーはフランジ面でもサポートされており、剛性が大幅に向上しています。
・市場におけるBIG PLUS®ライセンス非承認の二面拘束ツールホルダーの存在
ライセンスがない場合、テーパーとフランジの重要な関係について専用のゲージ寸法及び公差もありません。 公認メーカーのみを信頼して下さい!
・適切なフィット
テーパーゲージラインとツールフランジ間の距離はBIG PLUS®の重要な寸法です。 市場に出回っている危険なコピー製品に注意して下さい!
–テーパーシャンクの種類による性能の違い
1.フランジ拘束のみ
-テーパーによる拘束の不足又は欠如
//振れ精度が低い
//激しいビビリと振動
//スピンドルの損傷
//安定性の不足
2.テーパー拘束のみ
-フランジによる拘束の欠如
//BIG PLUS®の機能が無効
//テーパーのみのツールホルダーと同様に機能
//平均的な安定性
3.テーパーとフランジによる同時拘束
-BIG PLUS®は他のツールホルダーの性能を上回り、既存の機械やツールホルダーとの互換性を提供します。
//高仕上げと高い寸法精度
//工具寿命の延長
//重切削による表面腐食無し
//優れた繰り返し精度
//通所のツールホルダーと比較して43%も高い安定性
–特徴
・芯振れ TIR ≤ 3 μm
テーパー内側からテーパー外側へ測定。
・表面粗さ最大 Ra 0.25
優れた軸/ホルダー間での適合と精度。
・バランシング
G 2.5 @ 25,000 rpm/<1gmm に100%対応。
・Hi-Q® バランシングシステム
Hi-Q®クランプナットは切削工具によって生じるアンバランスを使用されるバランスリング-FWR*に応じて最大80,000 rpmまで相殺することができます。タイプ情報として商品名に「H」が追加されている全てのツールホルダーはバランスリング-FWR*に対応しています。
*バランスリング-FWR
最上級のクランプ力とバランシングを保証。
・振動を緩衝
ホルダーの振動緩衝は表面仕上げをしっかりと維持し、びびり振動の防止にも貢献。
メーカーHP:REGO-FIX